『こびとのサーカスとぜんまい人形の夢』
たくさんの方にご来場いただき無事に閉幕しました。
今回の公演は、1ヶ月間の短期間全力で走り切って作り上げた作品になりました。
この1ヶ月間の公演に至るまでの話を書いていたらキリがないくらいあるのでそれはまた別の記事で書くとして(と言って書かないかもしれない。キャスなんかでは話したりしてます。)
公演についてほんの少しだけ。
まずは今回こびとのサーカスに参加してくれたピエコロちゃん。
ピエコロちゃんはお客さんがいるとほんとに生き生きとしてるなと思った。
それに加えて抜群の表現力に、可愛らしい表情。
作中の男の子のように、みんなピエコロが大好きになったんじゃないかな?
無茶振りをしたピエコロちゃんの新演目「あやつり人形」も見事に演じてくれました。
実はその「あやつり人形」は、かんくんが振りをつけてピエコロちゃんと一番時間をかけて作った演目。
今回の公演はどれも好きなんだけど、あやつり人形は特に好きなシーンになったよ。
そのかんくんはというと、この公演に向けて途方もない数の曲を聞いてくれて、そのおかげでどのシーンも曲がめちゃくちゃよかった。
誰かが書いてくれていた「いつも3人でやってるんじゃないかってくらい息がぴったしだった」っていう感想はめちゃくちゃ嬉しかった。こだわってたところだったから。
ありきたりな表現だけど、1+1+1=3じゃなくて10にも100にもなるんだなって。
今回の公演は夢ってなんだろうって考えるところから始まりました。
そして、ピエコロちゃんの夢「子どもたちにワクワクを届ける」を表現しようと脚本を書き始め、そこに夢を追いかけてる子や悩んで立ち止まっている子へのエールをのせて書き上げました。
かくいう僕も、悩みながらたまに他の人と比べて落ち込みながら、それでも夢に向かって進んでいるひとり。
観てくれたみんなはどんな風に感じとったんだろう。
今度会った時にこっそりと教えてくれると嬉しいです。
僕はね、最後のシーンもしかしたらピエコロは自分の意志で止まったんじゃないかなと思ったりもしてます。
最後にこの公演に関わってくれた全てのみなさまに
ありがとうございました。
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